今回のタイトル、
鏡を見て驚く現代の60代。「おじいちゃん」はどこへ消えた?
私も数年前まで一切考えませんでしたが
薬局にアンチエイジング、老けたくない、痩身目的、美容目的の方が患者さんとして来られることが多くなりました。
その中であ、この方そんだけ気使ってるから年齢の割に綺麗だな
使ってるのに全然そう見えないな(失礼)
といった様々な方が調剤薬局に来られます
私が小学生の頃、30代といったらおじさんでした。
60代なんておじい扱いでした。
でも昨今は60代でも現役バリバリの仕事してる人もいるし
芸能人で60代
黒木瞳さん(65)

阿部寛さん(61)

などなどまだまだ日本の芸能界を牽引するリーダー的ポジションの人間も多く存在する。
30代なんてまだアイドルとか映画ドラマで高校生役とかグラビアやってる人いるからね
30代 芸能人・有名人一覧 – タレント辞書
では自分が
小学生の時よりもっと古い画像か、、の芸能人と言えば
こんな感じだった

漫画界の神、手塚治虫もこんな風に記していた

・これって食べるモノの変化?
・メイクの変化?
・移民が増えたことで多民族国家になってきつつあるため欧米化が進んだ?
様々な考察が考えられるが
薬剤師として解説するとしたら
まず、要因①
若作りが簡単になってきた
先ほどの手塚治虫さんの描いた漫画の内容は実は現代人でもそん色ない
私も30代に入ってから疲れやすくなったし油が分解できにくくなったし胃もたれするし二日酔いするし白髪多くなってきたし。同級生は髪の毛そのものが減ってきたし
本質は昔の30代と変わりない様に思える
恐らく昭和と考えられる時代でも平成の時代でも自分らが子供の時に比べたらさーとか話してたんだと思うが
・最近は簡単に白髪を隠せる白髪染めだけでも幾種類も存在する
・太ってきたら痩せる作用のある薬すら処方される。(保険医療において痩せ薬としての使用は禁止。最近では肥満症治療薬なども注目されていますが、あくまで適切な医療判断に基づいた使用が前提です。こうした『科学的な介入』が身近になったことも、見た目年齢の変化に寄与しているのでしょう)
・自費診療でAGA治療も行える時代に
・化粧品の発達で(最近は男性でも化粧するため)シワや肌荒れが気になりにくい
・歯科治療においても歯がなくなったらインプラントできるし一部保険治療においても白い歯が使えるようになった
・髪型の流行り。男性だと大体この髪型してたら映える


キムタク全盛期はロン毛にしてたら良かったがそういう流行りの髪型すれば若く見える
おじさんでもロン毛のおじさんいるのはその時代の名残り
②実質世界一の高齢大国になったことで現役世代が上にスライドした
世界の高齢大国ランキングで日本は現状2位
世界の高齢化率(高齢者人口比率) 国別ランキング・推移 – GLOBAL NOTE
でも1位のモナコは人口3.2万の小さい国家なので実質世界一の高齢大国は日本と言える
その中で日本の現状、例として会社員の場合10代から20代前半は学生として、アルバイトとして、職場では新入りとして過ごしハラスメント対策にも守られ甘い時間を過ごす

30代では結婚、30代中盤では子育てで仕事においてもでかい権力は握りにくい。が経験は積んだし責任も持ててくる。単身者は貴族生活が送れるので欲が薄い傾向のイメージ

40代で課長やら部長になって偉くなってもその上への経営層へは届かないしまだ下っ端の気分でいられる

50代で大きな権力や最終的な決定権を持つことができるかと存じますが

60代でもその役職に就いている場合も多い
70代はじゃあ非正規雇用で様々な雑務こなす場合多いが企業によっては正規雇用の場合もあり
で、恐らく40代になってもまだ経験をそれなりに積めてきた
上の経営層からすれば若い世代扱いがまだなんとなくあるが
習熟した気分になってる。風格もそれなりに出てきたけども、まだ茶髪でもええやろ。といった人間も存在
といった形で偉い年代が上にスライドした事で30代40代が若い格好しててもまだいける風潮がある。
こういった社会的背景も要因の1つかと
でも手塚治虫イラストと中身は同じ30代、40代なので意識だけで見た目が大きく変わっていると考えられる
管理職に就ける年齢は?昇進するために求められるスキルについても解説 | Indeed (インディード)
③栄養学的な底上げと「菌肌相関」の意識
ひと昔前は「お腹いっぱい食べること(量)」が目標でしたが、今は「何を食べるか(質)」の時代です。
主食も米(炭水化物中心)から様々な食品(タンパク質摂取、発酵食品摂取、グルテンフリーなど)に食品のトレンドも変更されつつある時代です

- トレンド変化: 現代人は抗酸化物質(ポリフェノールやビタミン)への意識が高く、細胞の「酸化(錆び)」を防ぐ知識が一般化しました。
- 薬剤師視点: 注目すべきは腸内環境と肌質の深い関係です。乳酸菌や食物繊維の摂取により腸内フローラを整えることが、結果として「見た目の若々しさ」に直結している点は、医学的にも非常に理にかなっています。
④「光老化(紫外線対策)」の常識化
最大の「老け」の原因である紫外線への対策が、この20年で劇的に変わりました。

- トレンド変化: 昔は「健康的な小麦色」が推奨されましたが、今は「UVケアは1年中」が常識。
- 薬剤師視点: 日焼け止めの成分(散乱剤と吸収剤)の進化や、飲む日焼け止め(ヘリオケア等)の普及による「化学的プロテクト」の効果。
我々男性でも日焼け止めは欠かさない世の中になりました。そういった現状が要因としてあるかと存じます
日焼け止めは毎日塗るべき!? 秋冬も侮れない紫外線対策の必要性とは – ラ ロッシュ ポゼ【公式】
⑤美容医療と「セルフケア用品」の低価格化

かつては芸能人のものだった美容投資が、一般層に降りてきた点
- トレンド変化: レーザー治療やボトックス、ヒアルロン酸といった「医療の力」を適切に使うハードルが下がったこと。
- 化粧品: 「昔は油分で蓋をするだけだったのが、今はレチノールやナイアシンアミドといった、肌のターンオーバーやコラーゲン生成を助ける成分がドラッグストアで手に入るようになった。」
- 薬剤師視点: 市販の化粧品でも、かつては医薬品扱いだった成分(レチノール、ナイアシンアミド、トラネキサム酸など)が配合されるようになり、日常の「ホームケア」のレベルが底上げされたこと。
⑥「清潔感」と「ファッション・ヘアケア」の進化

- トレンド変化: 髪のツヤや歯の白さに対する意識。
- 薬剤師視点: 加齢臭(ノネナール)への対策や、育毛・ヘアケア剤の進化
- 歯・髪: 「清潔感を左右する『歯の白さ』や『髪のボリューム』。これらも自費診療や医薬部外品の進化で、以前より安価に、かつ自然に維持できるようになった。
これらをまとめると
30代が若手、40代が働き盛り、60代が現役。このスライドした人生設計を支えるのは、付け焼き刃の若作りではなく、日々の正しいメンテナンス(服薬管理や栄養)なのです
つまり日々の手入れにみんなが頑張ってきている証拠とも言えますね
おおざっぱな見方で見ると
若く見える=健康状態ともとれるので今、若く見えるよう中身からも外見からも整えている人は将来的な発がん性や認知症状の頻度の低下なんかも目指せるかもしれませんね
今後の日本人の健康寿命に期待です

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