昨今、糖尿病治療薬は血糖改善の域を飛び越え体重減少効果
ミトコンドリアに働きかける効果、利尿効果、腎保護効果等
多岐にわたる使われ方がされる薬剤がトレンドとなっています。
その中でも私的に天才の発想と思ったのが表題の件、SGLT2阻害薬
この薬はまず作用として血中に溜まった糖を排出する効果があります
要は
僕はクソみたいな図を作ってみました↓
要はこのインスリン注射なり膵臓ランゲルハンスβ細胞から分泌されるインスリンによって血中の糖は各組織に分配されます。そのためインスリンは体重を増やすホルモンとして扱われます。
もちろん脳にも糖分も移行してしてくれるのでそのおかげで考え、身体の機能も司ってくれています。

うーん、なんか寂しいな、、

髪の毛生やしときました!!
うーん、、

なかなかカッコよくなりませんな
まあこんなもんで許しときます。
糖尿病患者さんはこのインスリン量が少ないため血中に糖が多く存在し尚且つ糖が必要な組織に分配されないため各組織はもともと持っている脂肪分、筋肉を消費してしまいケトン体を作ってしまいます。あと血液もドロドロになりやすいです。砂糖が多い熱した鍋の中みたいなもんです。
また余った糖は尿中に移行しこれが糖尿病と言われる所以となります。
下図の右側がインスリン分泌がない図と思って見てください。血中の糖が各組織に移行しておらずうまく分配されないため高血糖かつ各組織がエネルギー不足になります。
ついでに髪の毛ハゲさせときました。

んで腎機能に影響する図が以下引用しました
以下の図が一番理解しやすかったので掲載しています↓

https://passmed.co.jp/di/archives/368

何が記載してあるかと言うと
要は血中に溜まってインスリン使っても消費しきれないからこそ血中に糖が多く、血糖値が高くなるんだったら尿から捨てれるようにしたらええねんの理論です。
本来再吸収される糖を再吸収させず捨てるのでインスリンを使わず血糖降下をすることができます。また尿中から余分な水分も排出させるためそれにより体重減少効果が認められます。
また体重減少により以前述べた、インスリン抵抗性物質も減るためインスリンの効果も改善します。そのためより血糖が上がりにくい体質になれます。
また腎臓は、糸球体という繊細なフィルターで血液をこし、尿を作ります。糖尿病や高血圧などでこのフィルターに過剰な負担(糸球体内圧の上昇・過剰ろ過)がかかると、アルブミン尿(蛋白尿)が増え、腎機能が落ちやすくなります。
SGLT2阻害薬は、近位尿細管でのナトリウム再吸収も減らすため、遠位側(マクラデンサ)へ届く塩分が増え、**尿細管糸球体フィードバック(TGF)**が働きやすくなります。結果として、糸球体内圧が下がり、過剰ろ過が抑えられ、腎臓が“長持ちしやすい方向”に環境が整います。
結果としてSGLT2阻害薬を服用すると腎保護となります。
また、ここから先は正直勉強不足ですが
腎臓の最も基本的な機能は尿を作ることであり、腎不全になり尿量が減少すると、本来排泄されるべき水分が体内に溜まっていき(体液貯留)、血液量が増加し、血管の中がパンパンの状態になります。
心臓は増えた血液を循環させるために、より強い力で働かなければなりません(容量負荷(前負荷)の増大)。
長期間にわたって過剰な負荷がかかり続けると、心臓の筋肉は疲れ果て、肥大したり拡張したりして、最終的にはポンプ機能が低下してしまい、これが腎不全からくる心不全の典型的なパターンの一つとなります
また腎臓は身体に溜まった毒素を排出する器官でもあるため腎機能が落ちると血中のカリウム、リン等のバランスが崩れ血管の石灰化が進み心機能が落ちると
そのため腎と心臓は連関しておりますが腎機能がよくなれば心機能も改善すると
心不全パンデミックと言われる現代において、治療の主軸となる4つの薬剤(ARNI/ACEI/ARB、β遮断薬、MRA、そしてSGLT2阻害薬)は『Fantastic Four』と呼ばれ、その早期導入が予後を劇的に改善することが多くの臨床試験(DAPA-HF試験やEMPEROR-Reduced試験など)で証明されています
そのためSGLT2阻害薬は奇跡の発明品なのです。
日本で腎機能が落ちた透析患者は国民病と呼ばれる程多く存在しており、その中の多くが糖尿病から透析に移行している場合が多いですが
糖尿病の改善もできるし
腎機能も守れるし
心機能も改善するし
体重減少効果もあるし
最強やん。
えっ
まだ新しい発見あんの!?
↓
2024年5月31日に順天堂大学の研究グループは、SGLT2阻害薬が老化細胞を除去し、加齢関連疾患の治療に有効であることを発見しました。
SGLT2阻害薬は、糖尿病治療のために開発されましたが、老化細胞の蓄積による慢性炎症を抑制する作用があることが分かりました。
老化細胞は体内で悪玉物質を放出し、アルツハイマー病、動脈硬化、フレイルなどの疾患を引き起こす要因となりますが、SGLT2阻害薬はこれらの悪玉物質の放出を防ぐことで、炎症を軽減し、加齢関連疾患の進行を抑える効果があります。
研究はNature Aging誌に発表され、動物実験での効果が確認されました。
これにより、SGLT2阻害薬が新しい治療法として臨床応用される可能性が示唆されました。
研究グループはさらに詳細なメカニズムを解明し、ヒトへの臨床試験を進める予定です。
これにより、健康寿命の延伸や加齢関連疾患の予防・治療に貢献できると期待されています。
参考:臨床応用可能な老化細胞除去薬の同定に成功|ニュース&イベント|順天堂大学 (juntendo.ac.jp)
アンチエイジングやて、、、→糖毒性の除去、血管保護作用の結果と認識してください
これ飲まない手はないやろ、、?
だから服用してみました♪
もちろん医師に処方してもらいましたよ!!自費で!!
※自費処方で薬を服用する際は副作用の脱水、尿路感染症(性器感染症)、正常血糖ケトアシドーシスに十分注意し理解したうえで服用すること
SGLT2阻害薬は、糖を尿から排出するという画期的なメカニズムを持ちますが、それに伴う尿路感染症や脱水のリスク管理が不可欠です。特にダイエット目的での安易な自己判断による服用は、予期せぬ副作用を招く恐れがあります。
痩せるために使う薬ではないが、結果として代謝が改善され、肥満に伴う健康リスクが軽減されると認識してください。
結果、、、4か月経過しましたが
体重6キロ減!!!!!
まあもともと80キロあったんで過体重やったんでしょうが?
それでも現在74kgになりました。高校生以来の体重に15年たって戻りました?
筋肉量は落ちたかな、、水分抜けたし
その分筋トレ励もうっと!
そして多分若返ってきてるんじゃないかな!!とか思いこんでしまいます
さて、ここからSGLT2阻害薬の種類と特徴ですが
スーグラ:最初のSGLT2阻害薬1型糖尿病、2型糖尿病に適応あり
デベルザ:昔アプルウェイと同成分併売先発薬でした。半減期短く低血糖夜間頻尿少ない
ルセフィ:
ジャディアンス:腎保護作用あり。慢性腎不全にも使える
フォシーガ:1型糖尿病、2型糖尿病に使える。慢性腎不全、慢性心不全に適応あり。最近ジェネリック発売された
カナグル:適応取れてないけど血中脂質落とすこともできる、、?(それ体重落ちて中性脂肪下がっただけやないの?)
があります
何飲んだらええねんとなりますが私的にはこうです
スーグラ:〇
デベルザ:△半減期短いので臓器保護の観点から見ると、、と考えてしまう
ルセフィ:〇
ジャディアンス:◎但し1型糖尿病には適応なし
フォシーガ:◎明らかに他の製剤より力入りまくってるよね。まずはこれかな
カナグル:〇
正直フォシーガ(ダパグリフロジン)さえあれば全部うまくいきます。
私もフォシーガ服用しました。
最近ジェネリック出たので自費処方の方は助かりました。日中のトイレの回数は増えましたがトイレ行きゃいい話なので行ってます。
めちゃいい薬と実感してます。
ご興味がある方は一度かかりつけ医師と話してみてください。
あ、以前紹介したマンジャロ等GLP-1製剤との併用等
他の糖尿病薬との併用も可能です
但し水分は抜けるので水分摂取はこまめに行ってください
代謝性アシドーシスの原因にもなったりします
薬剤師として特に念入りにお伝えするのは『シックデイ(体調不良時)』の対応です。SGLT2阻害薬を服用中に食事が摂れない状態になると、脱水やケトアシドーシスのリスクが高まるため、一時的な休薬を主治医と相談しておくことの重要性を指導しています。
自分でも体験してみることで、尿量の変化や喉の渇きのタイミングなど、患者様が日常生活で感じるであろう『違和感』をよりリアルに理解できました。この経験を、より具体的な脱水予防の指導に活かしていきたいと考えています。
使ってよかったよーって方はコメント頂けますと幸いです
※この記事は情報提供であり、服用は医師の診断に基づき正しく行ってください


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